こんにちは。GNASHの内山です。
今回は先日納品をさせて頂いた『壁面収納』と『クローゼット』をご紹介します。
書き進めているうちに記事が長くなったので
2回に分けて紹介をさせて頂きます。
初回は『壁面収納』です。
施工前の壁の様子、内覧会同行時に撮らせてもらいました。
右側の壁奥が窪んだ形状になっているので
ここをどう処理するかがポイントになります。
窪み部分の開口が約63センチあるのでデットスペースを作らず
すべて収納にする為、家具の奥行をここに合わせ65センチとしました。
一般的に壁面収納の奥行は45センチ前後なので今回の65センチは
当店の施工事例としても過去最大級です。
イメージとしてはシステムキッチンと同じ位の奥行です、、、
見た目は奥行が65センチもあるとは想像がつかない程
スッキリと納まっていますが扉を開けると大容量の収納スペースがあります。
面材はお客様チョイスでコダワリの一つである
細かいラメが入った白系の鏡面です。
左下の窓下部分も収納にしてL型の形状にしました。
窓下部分は扉のないオープン棚、強化ガラスの固定棚を付け
間接照明(テープライト)で照らせるようにしています。
気になる窪み部分は
右側の大きな扉を開けると
ムダなく奥まで使えるようになっています。
右側に見える棚板の奥行は58センチあるので
家具の中の“納戸”といった感じです。
棚板はすべて可動式なので使い勝手も良いかと思います。
今回は特殊な壁形状や65センチの奥行などランダムな要素が多かった分
印象に残る施工事例となりました。
お客様の家具に対する想いを製作側、施工側共に刺激を受けて
綺麗な家具に仕上げることができました。
数ある製作会社のなかから当店を選び、製作機会を与えて下さった
お客様に感謝です。
次回はもう一つのコダワリ家具、『クローゼット』を紹介します。