今回は先日納品をさせて頂いた壁面収納を紹介します。
納品場所は世田谷区でした。
壁面収納の紹介
リビングの壁面に設置します!
家具の設置場所はリビングの壁面になります。
右側には窓があり、天井付近からカーテンが下がっています。家具は右壁から設置をしますが、
カーテンと干渉しない様、対策が必要です。
間接照明のスリムラインを設置!
TV台の天板の奥側には間接照明を入れます。
天板の長さは240センチですが、ここに特注で長さ220センチのスリムラインを設置します。
天板奥のほぼ端々までの上面を照らすイメージです。
L型の形状が見えてきました!
今回の壁面収納はトール収納とTV台でL型の形状となります。
画像は家具を並べながら照明の配線を通しているところです。
L型形状の壁面収納が完成しました!
本体と扉の色はあえて違うカラーをセレクト。
2トンカラーやスモークガラス扉の効果もあり、オシャレでシャープな雰囲気の壁面収納になりました。
カーテンだまりを作りました!
右壁のトール部分は家具とカーテンが干渉しない様に、家具を(上から見て)L型に欠き込み。
『カーテンだまり』を作りました。
デッドスペースを作らない!
カーテンだまりを作ったので家具の内部もL型。
デットスペースを作らない様、奥まで収納できる様にしました。
ライティングデスクもあります!
右側のトール部分には『ライティングデスク』を設置。
扉(天板)の色と内部色が書斎の様な雰囲気をかもし出していました。
デスクの上部には既製品の手元灯も付けました。
プリンターが使いやすいようにスライドも!
ライティングデスクの下部は観音扉の収納。
扉内部にプリンターを置くスライド天板を設置しました。
画像はスライド天板を引き出したところです。
間接照明で照らしてみました!
天板奥の間接照明を点灯させたところです。
家具の背面はクロス仕上げですが後日、タイルを貼る予定とのことです。
タイルを照らす間接照明もさぞかし上品で、キレイな空間になることかと思います。
納品後記
今回の依頼は取引的にはエンドユーザー様との直接取引でしたが、形態としては、外部のインテリアのコーディネーターさんが入りました。お客様とコーディネーターさんが家具のデザイン等をまとめ、当店が製作、施工を請け負った感じです。家具の形状や2トンカラーなどの仕様は、お客様とコーディネーターさんのアイディアです。
普段と違う流れではありましたが、アイディアを具現化し、作り手として納まりを考えるのは当店の得意分野なので、ある程度は貢献できたかと思います。
しかし、その反面打合せのイニシアティブ(主導権)が無かったことでの納期を始め、詳細の詰めの甘さがあったことも事実ではあります。
トータルでは、反省点もありましたが、それ以上にメリットが大きくいい影響を受けた印象深い案件となりました。
インテリア提案のプロと施工に長けた業者とのコラボ。
この様な流れも今後、オーダー家具が普及していく過程では重要なことだと感じた次第です。
今回は『2トンカラーの壁面収納』の紹介でしたが、参考にして頂けますと幸いです。
最後まで目を通して頂きまして有難うございます。
オーダー家具専門店、GNASH(ナッシュ)の内山でした。