• OWNERS INTERVIEW
  • #001

ご夫婦とお子様1人世帯東京都在住O様

こだわりの詰まったお客様との作品!

O様邸には新築時に食器棚、カウンター下収納、ランドリー収納の3つのオーダー家具を納品させて頂きました。それは、こだわりの詰まったお客様の想いが形になった家具でした。
納品の直後、今度は壁面収納のご相談を頂き、また新たな家具造りをお客様と一緒にスタートさせることができました。

O様ご夫婦は仕事と育児の間に色々な家具を見に行ったり、ショールームを見学したりと家具に対して、インテリアに対して熱い想いをお持ちで私も色々と勉強させて頂きました。
今回は特に思い入れが深かった食器棚と壁面収納についてインタビューをさせて頂きました。

お客様名O様
家族構成ご夫婦とお子様1人
オーダーした家具食器棚
カウンター下収納
ランドリー収納
壁面収納
担当コーディネーター内山

食器も家電も全て隠してスッキリと!

──食器棚をオーダーしようと思ったきっかけは何ですか?

  • 奥様

    オプション会でも食器棚はありましたが凄く高くて自分たちの好きな様にできなかったので。

  • ご主人

    しっくりこなかったんだよね。

  • 奥様

    食器と家電を全部隠したかったけどオプション会ではできないと言われました。それでネットを見て食器棚をいっぱい作っていて、いろんなシリーズがあって、カスタマイズできるGNASHを選びました。
    あと、見積りが無料だったのでそれがすごい有り難くて。

──特にこだわったところはどこですか?

  • ご主人

    食器と家電を全部隠したことろと家電を置く高さです。以前も同じくらい(床から115センチ)の高さにレンジを置いていてそれが使いやすかったので合わせました。

  • 奥様

    面材をキッチンではなく、リビングの建具と揃えたところです。
    キッチンの面材は好みではなく、それがリビングから見えるのが嫌だったので。あと、冷蔵庫の上に吊り戸棚をつけたこと、ほこりが溜まらないのがいいです。ホットプレートが入っています。

──実際に家具を使っての感想を教えて頂けますか?

  • ご主人

    家電を高い位置に置いたので下に食器を沢山収納できるので使いやすいです。上にはあまり使わないものをしまっています。

  • 奥様

    ただ、その高さだと私は炊飯器のご飯見えないけど(笑)、あとコーヒーは水を入れるのが大変(笑)。
    でも家電はそれくらいでもいい。使い勝手はいいです。引出しも多くて使いやすいです。

住んでみなければ作れない家具がある!

──食器棚をオーダーしようと思ったきっかけは何ですか?

  • 奥様

    他のマンションのモデルルームを見にいった時、壁面収納があったのでいずれは欲しいと思ったのが最初でした。先に納品して頂いた家具も希望が結構ありましたが提案をたくさん頂け、使い勝手がよく満足だったので壁面収納も相談してみようかと思いました。

  • ご主人

    マンションオプションだと金額が膨らむし、この大きさの壁面収納では自分の好みに作れなかったと思ったので。

──特にこだわったところはどこですか?

  • ご主人

    壁面収納内には本棚と机と水槽を置く台を付けましたが、いっぱいこだわりました。こだわりすぎて1年かかりました。(笑)
    本棚はスライドのBOXを3スパン付けて書籍を前後で収納してます。新書が2段、文庫本が3段入る高さに調整しました。
    固定棚は今は兜を飾っていますが、水槽の水換えの為に付けました。バケツを置くのですが水は小さくても重いので30キロの耐荷重があります。
    扉の取っ手の種類が沢山あったので図面に色鉛筆で開け方の種類を書きながら考えました。
    ライティングデスクの扉は「J手かけ」も「取っ手」も嫌だったので左側の見えないところに溝を掘るアイディアを貰いましたが、ここからしかあけられないというあれは内山さんのファインプレーでした。つまみにもこだわりました。ショールームまで見に行くくらい。

──実際に家具を使っての感想を教えて頂けますか?

  • 奥様

    ものすごくいいです。何もかも使いやすい。プリンターはスライド棚に収納しましたが、色々と提案をして貰えてよかったです。

  • ご主人

    水槽置く台は中でコードを通しやすくするため棚板を短くして、配線もしやすいので使いやすいです。水換えの棚にバケツを置き上から水を落とすことができます。

GNASHとの家具作り

──心に残るエピソードはありますか?

  • ご主人

    食器棚の扉の中にレンジを収納しましたが、ハンドルの部分を計算に入れてなくて扉が閉まらなくなりました。

  • 内山

    自分も有効寸法の伝え方が不十分で申し訳ありませんでした。

  • ご主人

    そこで扉の裏のハンドルが当たる部分を掘り込んで対応して貰えたのでよかったです。

  • 奥様

    背中の板も改造してくれて余裕ができました。買ったばかりのレンジだったけど買い換えなくて良かったです。

  • ご主人

    壁面収納は以前付けたカウンター下収納があり、そこに壁面が来ると重なって使えない部分ができるので、最初は壁全体に作る予定ではありませんでした。それが重なる部分も使用できると説明を受け水槽を置く台、本棚、机も付けたいと段々と伸びて壁全体になりました。

  • 奥様

    壁全体に作ると決めてからは収納を沢山できる様にと天井一杯までを全部収納にしましたがある時、知人の家の空間を贅沢に使っていた家具を見た時、考えが変わり感化され、空間を大幅に空けることに方向転換しました。

  • ご主人

    それで打合せに1年間かかり内山さんには申し訳なかったです。

  • 内山

    でも、色々と時間かけた甲斐がありましたね。形状を固めながら細かなところまで全てを検証し、作り的にはもうこれ以上手を加えるところがない完成度だと思います。
    ここに図面がありますが、変更履歴が10回あります。なんだか1年の歴史を感じますね。(笑)

──GNASHのお客様参加型の家具作りはどの様に感じましたか?

  • 奥様

    楽しかったです。本当に楽しかった。
    自分がこうしたい、こんな感じにしたいと言うと内山さんからはこれはどうですかとポーンと答えが返ってくるのが楽しかったです。施工事例が多いから対処方法の引出しがすごく多くて。

  • 内山

    そう言って頂けると本当に嬉しいです。自分もキャッチボールをしている感じで楽しかったです。(笑)

  • ご主人

    一番はここをこうしたいが実現できるのが何よりでした。

  • 奥様

    途中、焦せらせることもなく、自分たちのペースで考えることができたのがよかったです。生活が落ち着いてきた引っ越し後1年位で完成できたのはよかったです。主人は本棚、私は掃除用具入れとこだわる箇所を分担し、お互いのテリトリーには口を出さないようにしました。(笑)

  • 内山

    確かに住んでみてからでないとこの形は生まれなかったですね。こうして形になった家具たちを見ていると飽きがこないです。

  • 奥様

    いやー楽しかったなあ。

編集後記:インタビューを終えて

インターネットを通じて1件の問合せから始まったお客様との家具作り。
振り返ると、最初の見積り依頼を頂いたのが2017年の7月。そこから壁面収納を納品させて頂くまでの期間、約20ヶ月をお客様と一緒に家具作りをすることができました。

その期間は、インテリアの主役である「家具」、暮らしにかかせない「収納」を担う責任感と充実感を感じながら携わらせて頂くことができました。不思議と長い期間だったという感覚はなく、あっと言う間に感じるのは自分が楽しむことができたのと、お客様の本当に欲しい家具を一切妥協することなく追求されてく姿勢を見続けてきたからだと思います。
それは、お仕事、と家事・育児で忙しい中、さぞかし大変なことだったと思いますが、インタビューでは「楽しかった」と言って頂き、嬉しく感じました。

今回は紹介はできなかった、カウンター下収納とランドリー収納もこだわりのある印象に残る家具たちです。そんな数々のこだわりの詰まった作品をお客様と一緒に作ることができた、素敵なご縁に感謝します。

株式会社ジョイクラフト
代表取締役 内山賢一

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