本日は、ハイカウンター式のオーダー食器棚をピックアップ!
3ドアのセパレートタイプです。
上の画像をご覧ください。食器棚の右側に見えるのは、元々付いていた食品庫(パントリー)です。食器棚とは壁をひとつ挟んでいますが、面材を合わせることで食器棚も始めから付いていた様な、後付け感の無い納まりにすることができます。
こちらの食器棚の最大の特徴は、下台を”ハイカウンター仕様”にしたことです。
こちらの画像は、キッチン入口側から見た様子です。
この位置からは下台がハイカウンター仕様になっているのがよく分かります。システムキッチンの高さが85センチに対し、食器棚の下台は100センチに設定をしました。
最近では、ハイカウンター仕様を検討する方が増えてきており、当店の場合は下台100センチまでは無料で高さの調整をすることができます。
では、何故にハイカウンター仕様が人気なのかと言えば、、、
システムキッチンは高さ85センチが一般的ですが、調理や洗い物をする上では使い易い高さとして設定されています。しかし、食器棚では天板の上に調理家電を置くことになりますが、家電を操作する際には85センチよりも少し高い方が使い易いと感じることがあります。
また、食器棚の一番人気のオプションは『引出しの追加』ですが、下台を高く設定して引出しの段数を増やし、普段使いの食器類は下台に集約しておきたいと考える方が多いからだとも思います。
家電を使い易い高さに設定し、下台を収納のメインとする。
このあたりがハイカウンター仕様の人気の要因であり、増えてきている理由になるかと思います。
それと、ハイカウンター仕様を検討する際には、システムキッチンと段差が生じることによる
『見た目』を懸念される方も多いかと思いますが、ここは大丈夫だと断言できます。
何故なら、仮にシステムキッチンと食器棚が繋がったデザインであれば懸念もありますが、殆どは通路を挟むかたちで設置をします。この通路が見た目の段差を緩和してくれ、気にならないレベルに落ち着かせてくれます。
むしろ、ハイカウンターは使い勝手や収納力を優先し、あえて段差を作るというコダワリの仕様なので、コダワリこそがオーダー家具の見せ場。コダワリの前には見た目が悪くなる要素は小さな存在となります。
こちらは下台の様子です。
ハイカウンター仕様なので引出しを4段に増やしました。(85センチの場合は3段が一般的)
右側上部は家電スライドカウンターですが、横幅を大きめにとってあるので炊飯器の他にもうひとつ家電を収納することができます。更に、家電スライドの下には62センチの空間が残っているのでここにはダストボックスを収納します。
引出しを増やし普段使いの食器類を集約、家電もダストボックスも複数収納できる形状。まさに下台を収納のメインとした食器棚が出来上がりました。
参考にしていただけますと幸いです。
最後まで目を通して頂きまして有難うございます。
オーダー家具専門店、GNASH(ナッシュ)の内山でした。