今回は先日納品をさせて頂いた『壁面収納』を紹介します。
納品場所は渋谷区でした。
壁面収納の紹介
施行前の様子
打合せ時の壁の様子です。
家具設置場所の背面には『窓』があります。
右側の壁もちょっと変わった形をしています。
施行途中の様子
本体を組み立てているところです。
今回の壁面収納は窓から少し離し、右の壁もうまく利用して設置をしていきます。
完成の様子
家具は窓から40センチ離して設置、左側の開口は通路となります。
窓からの光を遮らない様に通路もですが、上部と背面も明かり取りを意識したデザインにしました。
ガラスの飾り棚
右側の変形壁手前にはガラスの飾り棚を設置。
正面の扉と左側面がガラスです。
左側面をガラスにすることにより、ショーケースの様な雰囲気になりました。
ガラスの固定棚を3枚設置
家具左側にはガラスの固定棚を3枚設置。
強度上、一か所は金物を使いましたが後は金物無しで固定。
スッキリと見せることができました。
ガラスとダウンライトの相性は抜群!
ガラス固定棚の上部にはダウンライトを設置。
ダウンライトの位置はガラス棚の中央(芯)でしたが、白色鏡面の本体にも光が反射し、上品な空間となりました。
ガラスとダウンライトとの相性は抜群ですが、鏡面の面材とも相性がいいことを改めて実感しました。
テレビ台の下に、大型の下開き扉を!
テレビ台下部に、大型の下開き扉を設置。
扉の幅は96センチとかなり大きいのですが、下開き扉は大きな扉でも1枚で製作できるメリットがあります。デッキのリモコン操作に必要なガラス部分はデザイン上、上部のみとしました。
下開き扉を開けた様子
下開き扉を開けた様子です。
幅96センチでも縦の仕切り無しで製作できるので、仕切りを気にせずサイズ違いのデッキを並べて置くことができます。
納品後記
今回の壁面収納の形状は『アンシンメトリー(左右非対称)』です。
背面に窓があるという場所柄、デザインも特殊になりましたがキレイにまとまってくれたかと思います。
窓から離しての設置は家具の背面も仕上がりになるので、ダウンライトの配線ルートを見えない様に処理するのが少し大変でした。
ガラス飾り棚の左側面の処理(固定)も大変ではありましたが、『多少の大変さ』はスキルアップにつながり、より印象深い案件となりいつまでも記憶に残ります。
ちなみに家具と窓の間の40センチのスペースには『ペット用トイレ』を置く予定とのことです。
家具の背面にペット用トイレを置くという想定は初でしたが、理にかなった場所だなと思いました。
今回は家具設置場所の背面に窓があるケースの施工でしたが、参考にして頂けますと幸いです。
最後まで目を通して頂きまして有難うございました。
オーダー家具専門店、GNASH(ナッシュ)の内山でした。