電子ピアノの上に吊戸棚式本棚を設置!空間を有効活用する事例のご紹介。

今回は先日納品をさせて頂いた『吊り戸棚式本棚』を紹介させて頂きます。

納品場所は横浜市マンションでした。

吊り戸棚式本棚のご紹介

完成の様子(1)

完成の様子です。

今回の本棚は床から浮かせての設置、すなわち『吊り戸棚式の本棚』です。ダイニングに木目柄の壁紙を貼ったスペースがあり、電子ピアノがありました。その電子ピアノの上部の空間を有効に使うべく、吊り戸棚式の本棚設置の依頼を頂きました。

本棚の高さは電子ピアノ使用時に圧迫感を感じない、尚且つビジネス書サイズの書籍を3段収納できる高さを確保し、736ミリに設定しました。

化粧板は既存の壁紙との近似色を選びました。

完成の様子(2)

既存壁の右側には『梁』がありましたが、家具は欠き込み加工で対応。

完成の様子(3)

欠き込み加工をした本棚の内部はこんな感じになります。

完成の様子(4)

壁の右側には更に『点検口』がありましたが、ここも欠き込みの加工で対応。

点検口を使う際には本棚の右側板の一部が外れるような加工も併用してます。

完成の様子(5)

今回の最大のコダワリですが、壁と家具の間に『幕板』や『埋木(フィラー)』といった隙間調整の部材を使わなかったことです。

今回の本棚は扉の付かないオープン形状なので、『幕板』は不要だとしても、『埋木』は壁内に家具を隙間なく納めるためには必須の部材です。

必須の部材ではありますが、見栄えとしては無い方が綺麗なのが埋木。

そこで、実際には埋木を使って施工はしたのですが、後処理で埋木が見えない(使っていない様見える)加工をしました。(肝心なその部分の画像が無く申し訳ないのですが)

 

本棚はシンプルな形状だからこそ、スッキリと見せたいもの。

言わなければ気付かない様な箇所ですが、ここに気を配ると確実に見栄えが変わります。

 

納品後記

今回の本棚は『吊り戸棚式』でしたが、吊り戸棚式の本棚は、背面の壁にしっかりと固定できることが必須の条件となります。

壁ならばどこでも固定ができそうな気がしますが、実は結構複雑で特にマンションの場合は注意が必要なとこです。

家具設置予定の壁面が専有部分であれば問題ありませんが、共有部分(共有壁)の場合は都度確認が必要となります。共有壁への家具固定の可否は各物件の規約で取り決めがあり、大丈夫な物件もあればダメな物件もあります。

また、大丈夫な場合でも管理組合に申請が必要だったり、ビスの太さや長さが決められていたりと
条件付きの場合も多いです。

何れにしても物件の規約には従う必要があるので、吊り戸棚式本棚の場合は設置面の壁の条件を整理することが始まりとなります。

 

実は、共有壁へのビス固定はダメと言われることが多いのですが、そんな場合は家具の両サイドと背面にパネルを付けたりと、家具が自立する様な形状を提案させて頂いております。

今回設置させて頂いた本棚の設置面は共有壁でしたが、ビス固定が大丈夫な物件でした。

 

ちょっとした空間に本棚を検討している方は多いかと思いますが、参考にして頂けますと幸いです。

 

最後まで目を通して頂き有難うございます。

オーダー家具専門店、GNASH(ナッシュ)の内山でした。

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