ベットやテーブルなどのいわゆる『置き家具』は、既製品をチョイスするのが一般的であり、サイズやデザインに問題がない限り、オーダーの必要性が低い商品です。また『置き家具』は既製品が価格面でも圧倒的にこなれているので、あまり受注を頂く事はありません。
しかし、中にはオーダーでないと実現不可能な形状、仕様があります。
今回はそんな「オーダーだからこそできるベット〜ロフト付きベッド〜」をご紹介します!
ミッドセンチュリー風!クローゼット付きロフトベット
お客様の好みのテイストが『ミッドセンチュリー』でした。
素材はチェリーの天然木突板を使用し、雰囲気を出しています。ハシゴはスチールの特注品です。
ベットの下はクローゼットになっていますが、(内部にはハンガーパイプが付いています。)
奥行が110センチ程もあるので、かなりの洋服を収納することができます。
ロフト上部の天井にはブラインドを付けました。(ブランドも特注です。)
ブラインドを降ろした内部の空間は就寝スペースでもありますが、ちょっとした『秘密基地』の様な雰囲気でもあります。
コダワリどころ満載で、今まで作ってきたベットの中では一番印象に残っている事例です。
デスクスペース付き!ロフトベッド
こちらは白色化粧合板を使用し、明るい雰囲気にしました。
洋室にベットとデスクを置く方は多いかと思いますが、両方とも結構なスペースを取ります。
そんな時、ロフト付きベッドは、省スペース化に有効なアイテムですが、下にデスクを置いた時、暗さや頭上の圧迫感は気になるところです。こちらの事例では間取り上、“窓”があったので、暗さに関しては窓からの光が入る分、有利な条件でした。
圧迫感は“色使い”や“高さのバランス感”で、ある程度は和らげることができます。
それでも頭上が気になる場合は、デスクスペースとしてでは無く、物入れスペースとして利用する方法もあります。大きな面積を占めるベットは宙に浮かせて使用し、その分空間を有効に使うことができるという考え方です。
更にこの事例では、ベット部分の天井に『プロジェクター』を付けました。
ロフトベッドから映画や画像を眺めることができる、こちらも『夢のある空間』です。
まとめ
普段、ベットを作ることは殆どありませんが、それでも作ることになった時は実に楽しい案件になります。既製品でもロフトベッドは沢山ありますが、『夢とコダワリ』を追加する際には、オーダー家具を検討して頂ければと思います。
次回もオーダー家具ならではのベットを紹介させて頂きます。
最後まで目を通して頂き、有難うございます。
オーダー家具専門店GNASH(ナッシュ)の内山でした。