前回は『オプション会の締め切りまでに何をするべきか』について、『オプションの家具』と『オーダー家具専門店の家具』の強みと弱み(メリットとデメリット)をまとめてみました。
両者の強みと弱みは反意していましたが、ここは判断基準のひとつとなりそうです。
更に今回は、両者の強みと弱みを基に『オプション家具を申し込むか否か』を判断する為のアクション(行動)について説明をさせて頂きます。
まずは見積もり!〜判断の為のアクション・その1〜
まずは判断の基準となる”見積り”がひとつ必要になります。大抵は先にオプション会社から資料や見積りが届くかと思いますが、ベースの見積りとして充分に活用できます。
そこで、提案の内容を確認し、自身の理想のオーダー家具像と照らし合わせ金額面も確認をしてみます。オプションの家具は”早期割引”や”リーズナブルなシリーズ”が設定されているケースがあり、オーダー家具専門店より安い場合もあります。
なおかつ、オプション家具は
・大手の販売会社が家具を提供するので安心感がある。
・通常、引渡し時には家具が納品されている。
といったメリットがあるので、ここまでの条件を加味し問題がなければオプション家具を申し込む十分な判断の基準となります。
オーダー家具専門店に問い合わせてみる〜判断の為のアクション・その2〜
しかし、
・もう少し使い易い形があるのでは、、、
・金額が高いのでは、、、
等と感じた場合にはもう1アクション、『オーダー家具専門店』に見積り依頼をしてみることをおススメします。
当店がここ数年、忙しくさせて頂いているのはこのギャップを埋め、収納に関する悩みを解決し、コダワリに対する具現化を提案できている、と言えばあまりにも手前味噌になってしまいますが、少なくともエンドユーザー様と直接取引をさせて頂く事により蓄積してきたノウハウと、時には教えられ、時には叱咤激励を頂いてきたことで段々とできる様になってきた。(できる様に努力はしている、、、)と言うのは過言でないと感じています。
もちろん、まだまだ途上ではありますが、もう1アクション『オーダー家具専門店』に見積り依頼をしたり、問合せをすることで、新たな発見や付加価値を見つけることができたり、コストを下げることができる場合があると言えます。
しかし実際、理想の『オーダー家具専門店』を探すことは大変なことであり、当店にとっても理想のオーダー家具専門店になるということは永遠のテーマでもあります。
業者選びはオーダー家具購入の重要なポイントなので理想のオーダー家具店探しの目安になる資料を
下記にまとめてあるので参考にして頂けますと幸いです。
オーダー家具大辞典 『オーダー家具店の選び方』はこちら
まとめ
2回に渡り『オプション会の締め切りまでに何をするべきか』の説明をさせて頂きました。
結局のところ『オプションの家具』も『オーダー家具専門店の家具』も、お客様の生活を豊かにするという理念では同じです。オーダー家具はまだまだ浸透してはいない状況ではありますが、いつしか家具は『買うもの』から『作るもの』として広く認知されていくのではないかと感じています。
そんな中、両者はそれぞれの強みを伸ばしていくことが、幅広くオーダー家具が認知されることの近道ではないかと感じています。
一昔前ではオーダー家具を手に入れるルートはオプション会経由が主流でした。しかし、近年では家具だけでなく様々なアイテムに対し、お客様が業者を選定し直接取引をすることが主流となりつつあります。
今後もこの傾向が加速していくことは間違いないので、しっかりと時代の流れに沿ったサービスと責任を全うできる様に心掛けていきたいと思います。
『オプション会の締め切りが近いのですが、、、』という問い合わせを多く頂きますが、この記事が少しでも参考になりますと幸いです。最後まで目を通して頂きまして有難うございます。オーダー家具専門店、GNASH(ナッシュ)の内山でした。