こんにちは。GNASHの内山です。今回は先月納品をさせて頂いた『カウンター下収納』をご紹介します。納品場所は世田谷区です。
台風が立て続けに関東上陸と騒がれていた先月の下旬、お客様の納品希望時間がお昼からということもあり午前中にはメンテナンス、夕方からは打合せとハードなスケジュールを組みました。
時折土砂降りの中、搬入時に雨が降らなかったのはラッキーでした。(撤去時は強めの雨でしたが、、、)後片付けと移動時間を考慮すると施工時間は2時間程、多少のプレッシャーを感じながら全速で動きつつなるべく涼しい顔をしながらの施工となりました。
急いでも当然、キチッと仕上がっています。今回のカウンター下収納は長さが249センチ、高さが81センチと一般的なサイズですが、奥行は約21センチでした。
カウンター下収納は文字通り(既存のキッチンの)カウンターの下に収納棚を作るので奥行は当然、既存のカウンターに影響されてきます。
おもしろいものでこのカウンターの出幅は各物件によってマチマチで、数センチの時もあれば30センチ近くある物件もあります。このカウンターの下にはダイニングテーブルを潜り込ませて使う方もいますが、収納スペースにと考える方も多いのでカウンター下収納は人気のアイテムでもあります。
わりと扉メインの形状になる場合が多いのですが、引出しやオープンスペースの飾り棚部分を付けたいという要望も多いです。しかし引出しを付ける場合はレールを付けた方が使用感が良いので、おススメをしているのですが通常使用しているレールは長さ20センチからとなり、その場合の既存の対面カウンターの必要奥行寸法は24センチ程となります。
つまりこの24センチが引出しを付けるか否かの判断基準にもなると言えます。
今回は残念ながら既存天板の奥行が21センチだったのでレールは使えませんでしたが、レール無しのデメリットを説明させて頂き(操作感がやや重くなる、落下防止の加工をするので引き残しが生じるなど)それでも小物や書類整理には便利なので8杯をバランス良く付けさせて頂きました。
ちなみに下段にはA4のファイルが入る深さを確保して残りは等分で設定をしています。
また、カウンター下収納(ダイニング収納も)は扉の幅も重要で、扉を開閉する際、ダイニングテーブルと干渉しない様になるべくコンパクトにまとめる様にしています。
今回の扉幅は約24センチ。ここまで扉をコンパクトにするとダイニングテーブルをよりカウンター付近に設置できるので、それだけダイニングスペース広く使うことができます。
更にカウンター下収納の扉は開きだけではなく、引き戸や一部をオープンスペースにするなど様々な仕様があり思う存分コダワリを反映できるアイテムです。
来月には引き戸仕様のカウンター下収納を納品する予定なのでまたご紹介させて頂きたいと思います。