家具(化粧合板)のニオイが気になる?ニオイを抑えた素材・ノンスチレンポリのご紹介!

オーダー家具に使用される化粧合板には様々な種類がありますが、その中でも特に幅広く使用されている素材が『ポリエステル化粧合板』(略してポリ合板と呼んでいます。)という素材です。このポリエステル化粧合板は、強度とコスト面に優れているので多用しているのですが、同時に化粧合板独特のニオイが指摘されるのもこのポリエステル化粧合板です。

では、このポリエステル化粧合板に変わる代替えの素材は無いのか?と言いますと、代替えとして候補に挙げるとするならば

・メラミン化粧合板
・プリント化粧合板

等が挙がります。

しかし、メラミン化粧合板はコストが高くつく材料ですし、プリント化粧合板は表面が紙(強化紙)なので強度上の問題からGNASHでは、基本使用をしていない素材です。

結果、ポリエステル化粧合板の代替え素材は今のところ無いのが現状です。しかし、ここ10年位前になるかと思いますが、ポリエステル化粧合板でありながら、ニオイを抑えた素材、『ノンスチレンポリ』が誕生したのです。

ノンスチレンポリとは?

ノンスチレンポリとは、化粧合板独特のニオイの原因である『スチレン』を含まないポリエステル化粧合板です。化粧合板独特のニオイはやがては薄まり、気にならないレベルまで落ち着きます。

しかし、扉や引き出しの内部は普段密閉されているので、ニオイが薄まるまではある程度、時間がかかります。したがって、このノンスチレンポリが効果を発揮するのは、扉や引き出し内部、普段密閉されている箇所です。

イメージ画像 普段は密閉されている扉の内部!
普段は密閉されている扉の内部

 

画像では分かりませんが、実際にノンスチレンポリを使用した事例です。ノンスチレンポリを使用することにより、ニオイに敏感な方からも合格点を貰えるレベルとなります。

 

では、扉や引き出しの内部には全てノンスチレンポリを使用すれば問題は解決しそうですが、これもまた難しい所です。問題はコスト面です。

ノンスチレンポリのコストは?

ノンスチレンポリはやや特殊な素材なので、通常のポリエステル化粧合板より高くなります。特に、
食器棚などで多用される『白色ポリ合板』と比較しますとノンスチレンポリは約2倍の価格となります。(しかし、メラミンよりはまだまだ安いです。)

ここまでの価格差があると標準化するのは難しく、GNASHの場合でもノンスチレンポリはオプションとして提供をさせて頂いております。

結局、ノンスチレンポリはおススメなのか?

ハッキリと言えるのはニオイに敏感な方にはおススメの素材です。確かにコストは上がりますが、代替えで挙げたメラミンに比べると(コストを)抑えることができます。ニオイの問題も解決します。

ただ、難しいのは、化粧合板独特のニオイは見ても触っても分からない、嗅覚のみの感覚的な判断となるところです。そして、この匂いは『気になる派』と『気にならない派』に分かれます。

気になる方にはとても不快なニオイであり、ニオイが薄くなったとしても完全にニオイが抑えられるレベルとは言い難いところです。

また、『気になる派』の方でも、コストが上がるのなら我慢できるレベルであったり、ニオイが徐々に薄れるのならば少し気長に待ってもいいという方もいます。

したがって、ノンスチレンポリは全ての方におススメというより、ニオイ消しとコストの面をトータルで検討し、ニオイ消しを優先される方におススメの素材であると結論付けできそうです。

まとめ

 

この『化粧合板独特のニオイ』に関して自分の中では、建築基準法の規格の最高基準(フォースター)の素材を使用しているのだから問題ないはずと軽視してきた感があります。

 

しかし、最高基準を満たしていようが、コストと強度に優れていようが、ポリエステル化粧合板を使用した家具を製作し、納品させて頂いている側からの説明責任をきちんと果たしていなかったことに改めて気付かされます。

今後は、ニオイに敏感、敏感でないは関係なく、オーダー家具の特性のひとつとして全てのお客様に説明をしていく取組みをしていきたいと感じています。

最後まで目を通して頂き、有難うございます。オーダー家具専門店、GNASH(ナッシュ)の内山でした。

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