アルミフレームガラス扉はオーダー食器棚のオプションで人気のあるアイテムです。そして、アルミフレームガラス扉にはいくつかの“ガラス色”と“枠色”の種類があります。
今回はそんなアルミフレームガラス扉のガラス色と枠色のお話しをします。
ガラス色の種類を紹介します!
アルミフレームガラス扉のメリットは?
・高級感を演出できる。
・圧迫感の軽減効果を期待できる。
・ガラスと枠の色をセレクトすることができる。
・サイズオーダーでミリ単位での製作が可能。
・強度的に優れている。(金属枠と強化ガラスの組合せなので)
などが挙げられます。
アルミフレームガラス扉のデメリットは?
・コストが高い
ことが挙げられます。
金額はガラス色やサイズ、枠色で変わりますが、当店の場合では1枚当たり¥21,600~(税込み)の差額が発生します。それでも、アルミフレームガラス扉の人気があるのはメリットがコストに勝るからだと思います。では、アルミフレームガラス扉のガラス色の種類を紹介します。
半透明
スタンダードな仕様(色)です。
戸棚の中が少し透けて見えるので、食器を収納する際には配置や配色に少し気を遣う必要があります。
ミルキーミルキー
半透明より濃い白色です。
戸棚の内部は殆ど見えない感じになるので“半透明”ほど気を遣わず収納できることから人気の色でもあります。
ブロンズ
薄いブロンズ(茶系)色です。
半透明同様、戸棚内部が透けて見えます。画像の吊り戸棚は本体色は“白”ですが本体色を“こげ茶系”で製作する場合もあります。同じ透け方でも本体色が変わると雰囲気は随分と変わってきます。
スモーク
薄いスモーク(黒)色です。
こちらも戸棚内部が透けて見えるの考慮しておく必要があります。画像では吊り戸棚の本体色が“白”ですが“黒系”で製作することもあります。
本体色黒系の場合の見え方
ガラスはスモークのままですが、本体色を黒系にすると戸棚の内部の見え方が変わってきます。
透け方は同じですが、本体色と同化するのでより馴染んだ感じに見えてきます。
本体を“白系”か“黒系”にするかは悩むところですが、家具の形状や天板の色等も含めた全体のバランスを考慮する必要があるので都度ご相談、ご提案をさせて頂いております。
ブラック
真っ黒(濃い黒)です。
透けないので戸棚内部は全く見えなくなります。濃い黒は一見“重く”見えてしまうイメージがありますがガラス扉の場合はガラスの持つ光沢感や高級感が(重いイメージを)消してくれます。
そして空間を『上質』で『引き締まった』感じに変えてくれる印象があります。
クリア
画像はありませんが、クリア(透明)も選択可能です。
ガラス本来の透明感を活かした仕様で、食器類を見せて収納したい場合に有効な選択肢となります。
まとめ
アルミフレームガラス扉は主に食器棚で使用されることが多いのですが、壁面収納やTVボード等にも使用することがあります。
また、アルミフレームガラス扉には『開き扉用』と『引き戸用』の2種類がありますが、今回は『開き扉用』を紹介させて頂きました。食器棚以外の事例や引き戸用に関しては、別の機会に紹介をさせて頂きます。参考にして頂けますと幸いです。
今日も最後まで目を通して頂き、有難うございました。オーダー家具専門店GNASH(ナッシュ)の内山でした。