家具を設置する壁面には既存のコンセントが付いているケースが多いかと思います。ここに(既成の)家具を置く際には、壁のサイズや形状は把握し易いものの、コンセントの位置までを考えて家具を選ぶのはなかなか大変なことかと思います。しかし、オーダー家具であれば既存のコンセントもうまく対応して使うことができます。
今回はそんな既存コンセントの対応方法の説明をさせて頂きます。まずは、既存コンセントはその位置で使用する事を前提としています。必要に応じて移動することもありますが、縦や横方向への大きな移動は難しい(又はコストがかかります。)ので、その場合は比較的移設し易い手前方向がメインとなります。
既存コンセントの対応方法は、「欠き込み加工」、「移設加工」の2つの方法があります。今回は、欠き込み加工について解説します。
『欠き込み加工』による対応方法
欠き込み加工(1)
壁の左側にある既存コンセント。家具内部に既存コンセントが入る場合は、コンセントより一回り大きい寸法で欠き込み加工をします。
欠き込み加工(2)
壁面収納設置壁の背面にあるマルチメディアコンセント。引き出しの奥側ですが、あらかじめ位置が分かっている場合は欠き込み加工での対応がメインとなります。
欠き込み加工③!
右壁にある既存コンセント。欠き込み加工はコンセントやアンテナのプラグ(差し込む部分)を家具の部材が相殺してくれるので、邪魔になりにくい(家具内部に出てこない)というメリットがあります。従って、引き出し部分であっても収納力を減らすことなく対応ができます。
欠き込み加工(4)
事例は『冷蔵庫上吊り戸棚』ですが、既存コンセントが家具をまたぐ場合があります。そんな時でも欠き込み加工で対応ができます。
欠き込み加工(5)
家具の“際(きわ)”付近の既存コンセント。この様な時でも『3方向の欠き込み加工』で対応が可能です。欠き込み加工はいずれも既存コンセントの位置をあらかじめ正確に把握しておくことが肝心となります。今日も最後まで目を通して頂き、有難うございます。オーダー家具専門店、GNASH(ナッシュ)の内山でした。