家具の設置面に既存コンセントがあっても、オーダー家具であれば『欠き込み加工』や『移設加工』にて有効に対応することが可能です。そして、更に加工対応した既存コンセントを有効活用できる方法があります。それは、『コンセントの巾木増設』です。今回はコンセントの巾木増設の説明をさせて頂きます。
コンセントの巾木増設とは
家具の設置面にある既存コンセントを処理した場合、コンセントは家具の内部にキレイに納まります。とは言え、元々あったコンセントが家具の内部に入ってしまうと、外で(コンセントを)使いたい時にはちょっと不便。
特に扉の内部で処理をした場合、扉を開けてコンセントを使うことになります。そんな時に有効なのが『コンセントの巾木増設』です。
既存コンセントを利用して、家具の『巾木』の部分にコンセントを増設することができます。
非常に分かりづらいのですが、画像の左下にある黒色の長方形の部分が増設したコンセントです。巾木の高さは最低でも30ミリは必要ですが、この様な家具用のコンパクトなコンセントを増設する事ができます。
巾木部分であれば、このコンセントは正面でも側面でも付ける事ができます。
巾木に増設したコンセントは通常、この様な感じで既存コンセントから電源をもらい増設をしています。
まとめ
コンセントの巾木増設は既存コンセントを更に有効に使うことができるアイテムで、特に壁面収納やカウンター下収納、ダイニング収納などで重宝しています。いちいち扉を開けたりすること無く、掃除機やホットプレートの電源をサッと取ることができます。参考にして頂けますと幸いです。最後まで目を通して頂き、有難うございます。オーダー家具専門店、GNASH(ナッシュ)の内山でした。