千葉県の新築戸建てに納品させていただいた食器棚です。
W:1750mm × H:2700mm。背の高い食器棚も、扉構成、ガラス、面材色を工夫すればこんなにスリムに！

最上段から、4枚開き扉、ガラス引き戸、家電スペース、引出し、大きく4つの構成です。

背の高い食器棚、吊戸を縦長に大きくすると圧迫感につながりますが、上下2段に分けてつくりました。
2.7mある天井高だと、背の高い方でも上の方は届かないですね。
上段は脚立に乗って、時々使用するものを収納することになります。
お正月のお重や、箱に入ったままの頂き物のお皿、夏場に活躍するカキ氷器など...
何でも収納して隠せるように、開き扉で収納量たっぷりとしています。

吊戸下段は手の届きやすい位置、普段使いの食器類を収納するガラス引き戸に。
半透明のガラスにすることで中の食器も探しやすく、見た目も軽くなる印象です。
開けたままの作業もできて良いですね。

下台はレンジや炊飯器などを並べる家電スペース、炊飯器スライド天板と引出しを設置。
引出しは大中小、物のサイズに合わせて設計。
左側の深い大きな引出しはダストボックスで、ゴミを捨てる時も引出し開けてポイっと捨てられます。

面材色が白木調ということも、圧迫感がなく見える工夫といえます。
背景の白い壁と溶け込み、ガラスとの相性も良いですね。

背の高い食器棚も、扉構成、ガラス、面材色を工夫すればこんなにスリムになります！