横浜市の新築戸建てに納品をさせて頂いた食器棚です。
お客様の希望は美しさと実用性を両立した食器棚を作ることでした。

美しさの為にこだわったのがラインを揃えるということ。
ラインを揃えることで見た目がシンプルに美しく見えます。
家電を隠す収納扉を採用しましたが、この扉は標準グレードの金物ではラインを揃えることができないので海外メーカーの金物で対応。
コストはかかりますが、ラインを揃えるというお客様のこだわりを叶えてくれる金物です。

面材は白の鏡面をセレクトしましたが、鏡面素材は高級感を演出してくれるので食器棚を美しく引き立てるのに有効でした。

扉と引出しは全てプッシュオープンにしてラインの数を最少にしたり、家具と冷蔵庫とのクリアランスも最小を狙い食器棚全体を壁の様に見せることもお客様のこだわりです。

実用的な部分で考慮したのは、引出しと開き扉をバランスよく配置し、収納効率を上げることでした。
小物から大型の物までを収納しやすいレイアウトをお客様と考えました。
家電を設置する高さや位置も打合せを重ね決めていきました。
天板の無い形状なので作業スライド天板も実用性を考慮し設置しました。


見た目シンプルはシンプルながら美しく、それでいて実用的なお客様の想いが詰まった
食器棚が完成しました。