東京都江東区の新築マンションに納品をさせて頂いた食器棚です。
お客様の４つの大きなこだわりから生まれた食器棚です。

インパクトのある綺麗な食器棚ですが、お客様の４つの大きなこだわりによって生まれました。
そのこだわりを紹介します。

①変形壁への対応！

食器棚の設置面は奥行きが３段階に深くなっている変形壁。
家具の形状をL字型の奥行きで対応をしました。
それぞれの奥行きで最大限の収納力を発揮します。
食器棚の横幅は166センチ（冷蔵庫上吊り戸棚を除く）、数値より大きく見えるのですが、
うまく変形壁に対応できたからだと思います。

②作業効率の追求！

吊り戸棚にスイングリフターを設置しました。
吊り戸棚は天井付近の物を出し入れする際、踏み台が必要になりますが都度、踏み台を出しての昇り降りはちょっと大変。
スイングリフターは吊り戸棚の物の出し入れを楽にしてくれるアイテムです。
使用頻度の高いものを収納しておけば踏み台を使わず、収納物を楽に出し入れすることができます。
ちょっとの大変をノンストレスに変える、作業効率を考えた上での設置です。


③家電・ゴミ箱を効率よく収納！

家電を３つ（炊飯器とレンジ、ケトル）とゴミ箱を縦方向に並べ、収納しました。
ゴミ箱は下段の引出しに2個、炊飯器とケトルはスライド天板内に、レンジは床から95センチの高さに置ける様、
設計をしました。
幅60センチのスペースで家電とゴミ箱を効率よく収納できるので、残りの空間を広く使うことができます。


④キッチンを統一感のある上質な空間に！

食器棚の扉と本体色をシステムキッチンの面材と揃えました。
天板もシステムキッチンと同じ御影石で揃えました。
本体色もシステムキッチンと揃えることより、キッチンが統一感のある上質な空間となりました。

こうして生まれた食器棚。
４つの大きなこだわりが沢山の相乗効果をもたらし、お客様の渾身の作品となりました。