オーダー家具のメンテナンスが「ゼロ」にはならない2つの理由【1】

私はメンテナンスでもお客様の元に伺うことが多いのですが、その際には様々な気付きがありますメンテを通じて家具の製作方法や施工方法、金物のマッチングや納まりを見直し、スキルをアップデートすることができます。

しかし本来、メンテナンスはお客様にとっては迷惑なことであり、発生させないのが一番ですが、どんなに頑張っても発生件数を減らすことはできますが“ゼロ”にはならないところです。

何故にメンテナンスは頑張っても“ゼロ”にならないかと言いますと、2つの理由があります。

一つは『オーダー家具はたくさんの“人の手”を介在する商品だから』です。そして、もう一つは『オーダー家具は耐用年数の長い商品だから』です。今回はそんなメンテナンスのお話を2回に分けて説明させて頂きます。

オーダー家具はたくさんの“人の手”を介在する商品

オーダー家具の一部の部材(扉や天板)は材料メーカーで製作する場合があります。その部材は宅急便で送られてきたり、チャーター便で工場に届きます。届いた部材を工場で加工し家具に取り付け、完成した家具は提携の運送屋さんに委ね現場まで運びます。現場では納品スタッフが家具を受け取り、搬入して施工をします。

この流れの中だけでも沢山の工程があり、メーカーで製作する部材には寸法違いや発注漏れ、加工ミスや輸送時の破損や紛失などが起こることがあります。工場でも製作ミスや加工ミス、打ち合わせ時の引継ぎミスなどが起こることがあります。更には配送中や搬入時、納品時にも傷を付けてしまったり、施工ミスを起こしてしまうことがあります。

又は、自分を含めた打合せスタッフも時には壁の寸法を間違って計測したり、お客様との打合せが不十分で要望が反映されなかったりということも年に数件は発生してしまいます。

言い訳がましくはなりますが、怠慢やスキルの低さは論外だとしても、人の手を介在する限りミスはどんなに頑張っても、“ゼロ”にはならないのではないかと感じています。

納品前の早いタイミングでのミスならば部材の再手配や再製作でフォローすることができますが、オーダー家具には定められた納期があります。

ミスが発生するタイミングによっては、納品後にメンテナンスで対応をさせて頂く事になります。納品時の傷や施工ミスもすべてメンテナンスに繋がります。

当店はお客様と直接取引をさせて頂いているので、ミスはメンテナンスに繋がり、お客様に多大な迷惑が掛かることは、どのスタッフも皆、痛感しています。しかし、それでも結構なプレッシャーの中で、気を付け集中していても時にミスは起こってしまいます。

ならばと開き直る訳ではないのですが、ミス=メンテナンスがゼロにならないのであれば、肝心なのは、ミスを起こした後の対応です。傷に対しては勿論のこと、打合せ時の確認不足による納まりのミスも最後まで責任を持ちしっかりと対応することが肝心と考えます。

当店の支払い条件は『後払い』なので、万一、納品時に家具に不具合があった際には責任を持って対応し、確認、納得をして頂いてからのお支払いをお願いしております。ここまではせめてもの最低限の責任と義務ですが、更に心掛けないといけないのは、メンテでお客様に迷惑をかけてしまった分、
同じことは繰り返さないということです。

皮肉にもスキルが上がるのはミスを経験した後でもあります。成長の機会を迷惑を掛けながら頂いてきた訳なのでより良い家具を作り、提案し、施工できなければダメです。自分もまだまだ道半ばではありますが肝に命じていきたいところです。

次回はメンテナンスがゼロにはならないもう一つの理由、『オーダー家具は対応年数の長い商品だから』の説明をさせて頂きます。今日も最後まで目を通して頂き、有難うございます。オーダー家具専門店GNASH(ナッシュ)の内山でした。

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